見積書、配車表、請求書。毎月どれだけの時間とお金がかかっているか、数字で把握できているでしょうか。電卓と表計算ソフトでできる測り方です。
なぜ数字を見ておくのか
厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表(令和8年7月、全国、常用・パート含む、原数値)では、有効求人倍率は建設・採掘の職業が4.99倍、自動車運転の職業が2.53倍、職業計が1.05倍でした(業種ではなく職業ごとの値で、単月の値です)。事務に取られる時間も、数字で確かめてみませんか。
測り方
- 業務と頻度:例)見積作成、月に何回か
- 1回の時間:1週間だけ実際に記録する
- 担当の役割:営業・見積担当、事務担当など(個人名は不要)
- 時間単価:月給 × 負担率 ÷ 月160時間(想定)
負担率は、社会保険料の会社負担分や賞与などを含めるための仮定値で、ここでは1.3〜1.5倍で置きます。以下の例は1.4倍です。月間コスト=月間時間 × 時間単価、年間はその12倍です。
計算例(記入例)
月給は営業・見積担当36万円、事務担当22万円(いずれも例)。時間単価は 360,000 × 1.4 ÷ 160 = 3,150円、220,000 × 1.4 ÷ 160 = 1,925円です。
| 業務・担当 | 時間 | 単価 | 月額 |
|---|---|---|---|
| 見積作成営業・見積担当 | 12.0 | 3,150 | 37,800 |
| 協力業者との日程調整営業・見積担当 | 6.0 | 3,150 | 18,900 |
| 請求書作成・送付事務担当 | 4.0 | 1,925 | 7,700 |
| 問い合わせ一次対応事務担当 | 5.0 | 1,925 | 9,625 |
| 合計 | 27.0 | 74,025 |
単位:時間は時間/月、単価・月額は円。役割は例です。
月間74,025円、年間888,300円です。これは現状のコストであり、削減できる金額ではありません。この例は仮に置いた数字での計算で、業界の平均や標準的な金額ではありません。
自動化しても元が取れない場合
- 月に数時間程度の仕事は、自動化にかかる費用に見合わないことがあります。実際に見合うかどうかは、見積り金額と月間コストを比べて判断してください。
- 経験や判断が中心の仕事は、向かないことがあります。
無料診断について
Identity Studioでは、この計算を30〜45分のヒアリングで一緒に行い、現状の作業時間と概算コストを1枚のメモにします。詳しくは無料の業務コスト診断をご覧ください。診断は無料、実装は別途お見積りです。ご希望の場合のみ、範囲と金額を明記した見積りをお出しします。削減額を事前にお約束することはありません。